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律令制で人民が負担する労役 「雑徭(ぞうよう)」とは?

国司の命令で課される労役 「雑徭(ぞうよう)」とはどのようなものでしょうか?

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年間60日を限度にした労役を雑徭(ぞうよう)といいます。正丁は60日、次丁は30日、少丁は15日。土木工事や雑用が主な仕事。雑徭は国司の権限で賦課できるため、国司が私的に使役する例も多く、桓武天皇の時代に正丁30日に短縮されました。

「春はあけぼの」のフレーズを知っていても、枕草子を読んだことがある方はそう多くはありません。大河ドラマをきっかけに清少納言と枕草子に興味を持つ方が増えると思いますので、3回に分けてお伝えすることにしました。1回目は清少納言の家族と祖先清原氏の話を中心に、枕草子を書くことになったきっかけや「源氏物語」との違い、清少納言と紫式部の関係を特集します。ぜひご覧ください。