布のかわりに産物を納める「調」とはどのようなものでしょうか? 答えはこちら 絹や麻などの布を納める税が「調」です。次丁は正丁の2分の1、少丁は正丁の4分の1、京と畿内は2分の1と規定されています。布のかわりに地方の産物などを納めても良いことになっています。産物は34品目が規定されていて、その中から1品目を選んで納付しました。「庸」と同じく都までの運搬は税を納める者の負担となり、運脚(うんきゃく)によって運ばれました。「調」は中央政府の財源にあてられました。(祖は地方財源、庸と調は中央財源) 日本史一問一答 全問題一覧