バイクオイル交換
バイクメンテナンスにおいて重要な作業といえば、オイル交換です。適切なタイミングで、きちんとオイル交換をしないと、バイクのエンジンに負荷がかかるようになり、故障や事故を起こすことにもつながります。では、その「適切なタイミング」というのは、いつ頃を指すのでしょうか。
バイクに詳しい人やメンテナンスの専門家によると、バイクのオイル交換をするタイミングは、走行距離が3000km以上になった時とのことです。オイルメーカーのHPや製品ラベルなどには、5000kmが目安との記載がありますが、実際にはもう少し早めに交換をすべきであるようです。
早めにオイル交換をすることで、エンジンへの負担を小さくして、より長く乗り続けることができます。なお、自動車のメンテナンスにおいてオイル交換をするタイミングは、10000km~15000kmを目安にしています。自動車に比べるとバイクのオイル交換を早めに行う理由は、バイクのエンジンの方が大きな負担がかかっているからです。
安全な状態で長くバイクに乗るためには、こまめにメンテナンスをする必要があるということでしょう。メンテナンスを怠ると、故障などのトラブルだけではなく、それが原因で事故を起こす危険性も高くなります。バイクメンテナンスについては、マニュアルも数多く売られています。どのマニュアルにもオイル交換については基本事項として記載されているので、きちんと読んで理解をした上で、適切なメンテナンスを実践してください。
バイクのタイヤ交換方法
タイヤ交換は、重要なバイクメンテナンス作業の一つです。バイクにおいてはタイヤは消耗品という位置づけにあり、定期的に交換をしなければいけないものとされています。メンテナンスの際などにタイヤ交換を怠ると、事故を引き起こす危険性が高くなることを忘れないでください。
一般的なオフロードバイクの場合、タイヤはボルト4本で固定されています。タイヤ交換では、まず初めに、このボルトを緩めた後に、アクスルシャフトを緩めてください。なお、リアタイヤについては、周りにチェーンがあるので、あらかじめチェーンを緩めておく必要があります。
アクスルシャフトが癒着していると、これだけではタイヤが外れない可能性があります。その場合には、ハンマーを使って軽く叩くと外れるでしょう。
次はホイールからタイヤを外しますが、この時にはタイヤレバーを用いて、ゆっくりとホイールから外してください。一気に外そうとしたりすると、ホイールを傷つけてしまうからです。タイヤを外すことができたら、新しいタイヤを取り付けましょう。
タイヤ交換は、バイクのメンテナンス項目の中でも手間がかかる作業です。また決められた順番通りに、きちんと進めていくことも大切です。タイヤ交換の作業工程についてはメモをしておいて、バイクメンテナンスに慣れるまでは、それを見ながら行うのがよいでしょう。
タイヤ交換は手間がかかるからと、定期的に交換をしないでいると、突然の事故を起こす可能性もあります。バイクで安全に走るためにも、常にタイヤをチェックして、必要に応じて交換をしていきましょう。
バイクのブレーキメンテナンス方法
バイクブレーキは、メンテナンスをしないでいると汚れが付着して、きちんと効かなくなります。さらにそれが不具合を引き起こすと、事故につながることもあるので、非常に危険です。常に安全な状態でバイクに乗るためには、定期的にブレーキのメンテナンスをすることが不可欠と言えます。
バイクブレーキのメンテナンスをする際に最初にする作業は、キャリパーを外すことです。バイク本体とキャリパーをつなげているボルトが2本あるので、それを外してください。ボルトを外したら、パッドピンを磨いて、付着している汚れを落としましょう。ただし段々になっている状態の場合には、必ず交換をしてください。
それから、バイクブレーキのメンテナンスではピストンの洗浄も必要ですが、慎重に行わなければいけません。ピストンというのは意外とすぐに外れてしまうので、メンテナンスをしている時は、いきなりブレーキレバーを握らないようにしてください。ピストンが飛び出してしまわないように、ペンチなどを噛ませておくことをおすすめします。
ピストンを上手く出すコツは、レバーを少しずつ握ることです。こうすると簡単に元通りにすることもできます。ピストンは丸洗いができますが、これは市販の中性洗剤で構いません。丸洗い後にはグリスアップを塗って仕上げると、ブレーキの効きがスムーズになります。
ブレーキは安全にバイクに乗るために重要な部分なので、バイクメンテナンスにおいては、特に丁寧にチェックをしていきましょう。