自宅でくせ毛を治すときの注意点
くせ毛を治すための縮毛矯正は高い料金がかかるので、自分でできたらいいのに!と感じる人もいることでしょう。最近では、縮毛効果がある薬剤が売られているので、それでやってみようという人も増えてきました。
ただし、市販の薬剤を使って自分でくせ毛を治す場合には、いくつか気をつけなければいけないことがあります。まず、自分の髪質をきちんと把握して行うことです。髪質に合う薬剤を使わないと、くせ毛の改善効果を得ることができない場合もあるからです。
それと、縮毛矯正でストレートヘアを作るのは、非常に大変で難しいということを忘れてはいけません。プロの美容師ですら、技術力の差が、くせ毛の改善結果にあらわれるくらいなので、素人が行って簡単に上手くいくはずがありません。中でも、アイロンを用いてプレスをする段階は、髪にダメージを与えることが多いので、特に気をつけましょう。
もしかしたら失敗するかもしれないという覚悟も必要です。また、失敗したからといって、何度も縮毛矯正に挑戦するのはやめましょう。縮毛矯正は髪に大きなダメージを与えるので、くせ毛を治したいからといって短期間に繰り返すのは良くありません。
くせ毛を治すために、サロンで縮毛矯正を受けるには、高い料金がかかります。それが縮毛矯正のデメリットとも言えるのですが、それだけの料金がかかるには、それなりの理由もあります。市販の縮毛矯正であれば安上がりですが、髪を傷めてしまうリスクがあることを忘れないようにしましょう。
自宅でできる縮毛矯正キット
縮毛矯正を自宅で行って、くせ毛を治すこともできます。使う薬剤や道具は、全て通販で購入することができるので、まさに自宅に居ながら、くせ毛を改善できるということです。
自宅で縮毛矯正を行うなら、以下のような内容の「スターター・キット」がおすすめです。
- 縮毛矯正剤「リファイン」
- 専用手袋
- 薬剤トレー
- 薬剤塗布用ハケ
- イヤーキャップ
- ケープ
- イオンストレートアイロン
- DVD
価格は、薬剤が1回分なら15,000円程度、2回分が入っていると17,000円程度です。薬剤の単品販売も行っていて、1回分は2,500円程度です。薬剤については、自分の髪に合うものを選ぶことが大切です。適当に購入せずに、自分の髪質をよくチェックして、選ぶようにしてください。
その他に、始めと仕上げにに使う処理剤が1,500円程度、ダメージケアに使う薬剤が1,000円程度で別売りされています。DVDには、縮毛矯正の手順が収録されているので、見ながら行っていけばミスをすることもありません。
スターターキットに入っている薬剤もストレートアイロンも、サロンで使われているものと同等品です。スターターキットで行う工程もサロンと、ほぼ同じなので、正しい方法で行うことで、自宅でくせ毛を治すことができます。
もちろん、初めは道具を揃えなければいけないので、それほど安上がりではありませんが、2回目以降も自分でくせ毛改善をすることができるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
「リペア」でくせ毛を治す
リペアの縮毛矯正は他に比べると、施術の所要時間は短めであると言われています。しかしそうは言っても、ショートヘアでも2時間以上かかるので、とても大変です。やはり頑固なくせ毛を治すには、そのくらいはかかってもおかしくないでしょう。
リペアの縮毛矯正も数々の工程を経てくせ毛を治していきます。初めに行うのは、髪の傷み具合や髪質を把握するための毛髪診断です。その結果をもとに選んだシャンプーで、まずは髪の汚れを落とします。
洗髪後はタオルドライで水分を吸い取り、ヘアウォーターと養分を補うものを髪につけます。そして薬剤1をつけるのですが、ただ塗るのではなく、髪がどのくらい傷んでいるかで、薬剤を調合していきます。
薬剤1をつけたら、頭全体をラップなどで巻いて、数分間待ちます。その後に薬剤を全て洗い流します。この時の洗髪についても、手抜きをせずに行いましょう。ここできちんとやるかどうかで、くせ毛の改善効果にも差が出てきます。
次に髪を補修するローションなどを吹きかけて、髪の内側まで吸収させましょう。コームを通したら、低電磁波ドライヤーやマイナスイオンドライヤーで、髪を乾かしてください。その後には、ヘアアイロンを使って髪をストレートにセットします。
髪をストレートに整えたら薬剤2を髪につけ、10分間ほど放置します。この段階まで達すると、かなりくせ毛も改善されていますが、完璧なストレートヘアになるには、もう少しかかります。薬剤2を水で洗い流したら、保湿剤やトリートメントをつけましょう。その後にドライヤーで乾かして、最後の仕上げはアイロンを用います。
「リシオ」で髪を傷めずにくせ毛を治す
くせ毛を治すための縮毛矯正も、最近では低価格のサロンが登場してきました。価格競争が波及してきているのは、縮毛矯正についても例外ではありません。そこで気をつけるべきなのは、安いからというだけで、くせ毛改善に飛びつくのは良くないのです。安い分、仕上がりが雑で、結局は他の美容院に行くことにもなりかねないからです。
短期間に何度も縮毛矯正を繰り返すと髪がかなり傷みますし、髪に必要以上の刺激を与えてしまいます。そうなると大切なのは、料金だけではなく確実な技術力です。中でも「リシオ」は、髪へのダメージをできるだけなくした縮毛矯正です。実際にリシオで縮毛矯正を受けた人からは、くせ毛が治っただけでなく、髪の傷みも改善できたとの声が寄せられています。
リシオの縮毛矯正は、他の縮毛矯正とはやり方が異なります。縮毛矯正では、薬剤をつけた髪をコームでとかしたり、ヘアアイロンなどを当てるのが普通です。しかしリシオの場合には、薬剤がついている髪には全く触りません。髪に成分が浸透していくまで、待つことになります。
これは、髪に余計な負担をかけないためであるのと、髪を形状記憶の状態にするための方法です。このようにして髪を乾かすと、最後の状態が髪に記憶されます。また、髪の内部は3層になっていますが、その一番奥までタンパク質を浸透させるのがリシオです。これにより、キューティクルの状態を改善することができます。リシオの縮毛矯正は、くせ毛をサラサラのストレートヘアへと治してくれるので、ぜひ試してみてください。