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レム睡眠

わたしたちが生きていくうえで欠かすことのできないものが睡眠です。ライフスタイルの変化から日本人の睡眠時間は年々短くなっているそうで、睡眠に関する悩みやトラブルを抱えている人が増加しています。


睡眠に関する悩みを解決するためにも、まずは睡眠の基本的な知識を理解しておきましょう。今回はレム睡眠について調べてみました。


レム睡眠のレムとは「眼球のすばやい動き」という意味が含まれています。レム睡眠中はまぶたの下で眼球が左右に動いていて、大脳も一部をのぞき活動しています。


レム睡眠中は眠りが浅いので夢をみます。レム睡眠は一晩に3~5回訪れるので複数回夢をみているのですが、記憶しているのは最後に見た夢だけです。


それはレム睡眠のあとに深い眠りのノンレム睡眠がくるためです。ノンレム睡眠時は大脳が休んでいるため、レム睡眠のときにみた夢を忘れてしまうのだそうです。レム睡眠時に起床することができれば、目覚めよくすっきり起きることができます。


レム睡眠中、脳は活動していますが、からだは動かない状態です。金縛りという現象はこのレム睡眠中に起きます。脳はレム睡眠中に見た夢に反応して筋肉に指令を送りますが、この指令は脊髄でブロックされてしまうのです。


脳は命令をだしているのに体を動かすことができません。そのため、からだの上に誰か乗っている!話し声が聞こえる!など、見ている夢を霊現象のように錯覚してしまうのです。金縛りは睡眠のリズムが乱れているときによく起こるそうです。