自由党（じゆうとう）、立憲改進党（りっけんかいしんとう）、立憲帝政党（りっけんていせいとう）です。

1890年までに国会を開催する方針を政府が示したことで、民権派は政党を結成して議会選挙に向け準備を開始しました。

■自由党・・・1881年結党。国会期成同盟が母体となり結成されました。フランス流の急進的な自由主義を唱えた。総理 板垣退助、副総理 中島信行　機関紙「自由新聞」

■立憲改進党・・・1882年結党。明治14年の政変で大隈とともに下野した官僚たちが母体となり結成されました。イギリス流の議院内閣制を唱えた。党首 大隈重信　機関紙「郵便報知新聞」

■立憲帝政党・・・1882年結党。政府を支持する政党。政府の御用新聞と揶揄された東京日日新聞（とうきょうにちにちしんぶん）社長の福地源一郎が主体となり結成されました。機関紙「東京日日新聞」