宝治合戦（ほうじかっせん）です。

5代執権北条時頼（ほうじょうときより）の外祖父であった安達景盛（あだちかげもり）が三浦泰村（みうらやすむら）を兆発し合戦に持ち込み三浦一族を滅ぼした戦いです。

時頼と泰村は和平を望んでいたようですが、強硬派に引きずられる形で合戦となりました。三浦氏は泰村以下一族郎党が自刃し滅亡します（三浦氏の傍流は相模国で勢力を保ちましたが、戦国時代になると北条早雲の侵攻によって滅ぼされました）

この宝治合戦で反北条勢力は壊滅となり、北条氏に対抗できる御家人はいなくなりました。以後北条氏の嫡流である得宗家の力が強くなり専制政治を行うようになります。