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2025.07.10

暑い日に食べたい「冷し五目蒙古タンメン」冷たい麺(つけ麺)辛さ7の洗礼と野菜の旨味!

蒙古タンメン中本での3回目の挑戦は、辛さ=7の「冷し五目蒙古タンメン」!35度を超える酷暑の中、冷たい麺を選んでみました。これまで味噌タンメン(辛さ=3)、蒙古タンメン(辛さ=5)と段階的にレベルアップしてきましたが、今回は明らかに違う辛さの世界が待っていました。つけ汁を2、3口飲んだ瞬間の衝撃、冷し五目蒙古タンメンと蒙古タンメンの決定的な違い、そして辛さの中に隠された野菜の甘みと旨味まで。紙エプロン必須の理由や、どんぶりの底に残った一味まで、リアルな体験談をお届けします。

-・- 目次 -・-
  • 3回目の挑戦!辛さ=7の冷し五目蒙古タンメン
    • 酷暑だから冷たい麺を選んでみた
    • 具だくさんのつけ汁
  • いざ実食!辛さ=7の洗礼を受ける
    • 冷し五目蒙古タンメンと蒙古タンメンの違いを実感!
    • 辛いだけじゃない!野菜の甘みに救われた
  • 食べ終えて気づいたこと
    • どんぶりの底を見て納得「一味がこんなに!」
    • 紙エプロンは必須!
  • 次はどれにしよう!辛さ=8・・・
    • いよいよ辛さ=8の世界へ!それとも一気に北極ラーメン?

蒙古タンメン中本 錦糸町店の「冷し五目蒙古タンメン」辛さは7 撮影:junk-word.com蒙古タンメン中本「冷し五目蒙古タンメン」撮影:junk-word.com

3回目の挑戦!辛さ=7の冷し五目蒙古タンメン

酷暑だから冷たい麺を選んでみた

一昨日、錦糸町店を再び訪れました。蒙古タンメン中本での3回目の挑戦となる今回は、辛さ=7の「冷し五目蒙古タンメン」を選択。暑い日にあえて熱いラーメンを食べるのもいいですが、さすがに35度を超えてくると冷たいラーメンが恋しくなります。

中本の冷たい麺は冷し中華のように本当に冷たいわけではありません。実際には「つけ麺」スタイルで、麺は水で締めていると思われますが、常温に近いです。つけ汁(スープ)は温かいのが特徴です。これまで味噌タンメン(辛さ=3)、蒙古タンメン(辛さ=5)と段階的に辛さをレベルアップしてきました。

前回の蒙古タンメンよりもさらに辛い冷し五目蒙古タンメン!どんな味か楽しみです。

具だくさんのつけ汁

冷し五目蒙古タンメンが運ばれてきた瞬間、まず目を引かれたのは、つけ汁(スープ)の鮮やかな赤色でした。見るからに辛そうなその色に、「おっ!」と思わず見入ってしまいます。

表面に浮かぶ一味唐辛子の量も、通常の蒙古タンメンより多く、見た目からしてインパクト大です。

麺にはもやしがトッピングされ、つけ汁の中には、辛子麻婆、ゆで卵、ネギが美しく盛り付けられています。さらに、煮込まれた豚肉とたっぷりの野菜も加わり、見た目からしてボリューム満点。

その名の通り、「五目」の名にふさわしい具材の豊富さで、食欲をそそる一杯です。

>冷し五目蒙古タンメン(つけ麺タイプ)のつけ汁(スープ)撮影:junk-word.com
「冷し五目蒙古タンメン」のつけ汁(スープ)撮影:junk-word.com

いざ実食!辛さ=7の洗礼を受ける

冷し五目蒙古タンメンと蒙古タンメンの違いを実感!

まずは、つけ汁だけを味わってみることに。レンゲでスープを2〜3口すくって飲んだ瞬間、喉の奥にガツンとくる辛さが襲ってきました。「これはヤバい!」というのが、正直な第一印象です。

前回食べた蒙古タンメン(辛さレベル5)と比べても、その違いは明らか。味噌タンメンと蒙古タンメンではそこまで辛さの差を感じなかった私ですが、この冷し五目蒙古タンメンは、蒙古タンメンよりも一段階上の辛さを感じます。具材が増えただけでなく、辛さのギアも確実に上がっている印象です。

麺は、中本らしいストレート麺。もやしとネギのシャキシャキ感がアクセントになっていて、暑い日にぴったりの爽やかさを演出してくれます。

ただ、一気にすすると間違いなくむせてしまいそうな辛さ。今回は慎重に、少しずつ食べ進めることにしました。まさに「辛さレベル7」の洗礼を、身をもって体験した瞬間でした。

冷し五目蒙古タンメンの麺 もやしがトッピングされている ラーメンよりも量が多い 撮影:junk-word.com
「冷し五目蒙古タンメン」の麺 もやしがトッピングされている 撮影:junk-word.com

辛いだけじゃない!野菜の甘みに救われた

実は、この冷し五目蒙古タンメンの魅力は、ただ辛いだけではないんです。つけ汁をじっくり味わっていると、野菜の旨味と自然な甘みがじんわりと広がってきます。この甘みが辛さをやわらげてくれるおかげで、刺激を感じながらも、どこかホッとするような美味しさを楽しめるのです。

煮込まれた豚肉や野菜から出た旨味が、ただ辛いだけのスープとは一線を画す、奥深い味わいを生み出しています。辛子麻婆のピリッとした刺激と、野菜のやさしい甘さが見事に調和していて、「これぞ中本の真骨頂」と感じさせてくれました。

前回よりも食べ終わるまでに少し時間はかかりましたが、無事に最後まで完食。つけ汁まで飲み干したときの達成感は、ひとしおです。熱々のラーメンだと食べている途中で汗が吹き出してきますが、つけ麺ならそこまで汗をかかずに楽しめるのも魅力。冷たい麺と温かいつけ汁の組み合わせが、暑い日のランチとして抜群の満足感を与えてくれました。

食べ終えて気づいたこと

どんぶりの底を見て納得「一味がこんなに!」

つけ汁を飲み干したあと、空になったどんぶりの底を見ると、かなりの量の一味唐辛子が沈んでいたのです。「これだけ入っていれば、あの辛さにも納得...!」

とはいえ、この冷し五目蒙古タンメン、辛いだけでは終わりません。しっかりとした旨味があるからこそ、完食後には「また食べたいな」と思わせる不思議な魅力があるのです。やはり中本のラーメンには、中毒性があると改めて感じました。

私の「辛さ耐性」については前回の記事でも触れましたが、辛ラーメンなら麺は水なしでいけるけど、スープは無理!飲むなら水が手放せません。あのスープ、辛さと塩気が強すぎて、正直"美味しい"とは思えないんですよね・・・。

それに比べて、中本のスープには野菜の甘みと旨味がしっかりとあるため、辛さを感じつつも、最後まで飲み干せてしまうんです。

私と同じくらいの「辛さ耐性」がある方なら、冷し五目蒙古タンメンも十分に楽しめると思います。ただし、はじめて中本に挑戦する方は、まずは蒙古タンメンや味噌タンメンから始めるのがおすすめです。無理せず、自分のペースで「辛ウマ」デビューしてみてくださいね。

紙エプロンは必須!

今回は白いシャツを着ていたこともあり、初めて紙エプロンを使ってみました。錦糸町店では、紙エプロンは券売機の横に置いてあり、セルフサービスで自由に取ることができます。一般的な紙エプロンで、折りたたまれた状態のものを広げ、紐を首の後ろで結ぶタイプです。

食べ終わって紙エプロンを外してみると、なんと2か所にしっかりとシミが!冷し五目蒙古タンメンのようなつけ麺は、つけ汁が跳ねやすく、麺の量も多いのでどれだけ気をつけていても服に飛んでしまうことがあります。もし紙エプロンを着けていなかったら、間違いなくシャツが被害を受けていたはず。

安心して味わうためにも、紙エプロンの着用をおすすめします!

蒙古タンメン中本の紙エプロン 錦糸町店では券売機の横に置いてある 撮影:junk-word.com
蒙古タンメン中本の紙エプロン 撮影:junk-word.com

次はどれにしよう!辛さ=8・・・

いよいよ辛さ=8の世界へ!それとも一気に北極ラーメン?

辛さ=7の冷し五目蒙古タンメンを完食できたことで、次回への挑戦意欲がさらに高まりました。候補として考えているのは、「味噌卵麺」もしくは「五目味噌タンメン」です。どちらも辛さ=8ということで、今回よりもさらなる刺激が待っていることでしょう。

一方で、思い切って辛さ=9の「北極ラーメン」に挑戦するという選択肢もあります。段階的に辛さを上げていくか、一気に北極に挑むか、只今思案中です。

今回の冷し五目蒙古タンメンで、中本のラーメンは3杯目。これまでに蒙古タンメンや味噌タンメンを食べてきましたが、今回あらためて感じたのは、中本のラーメンは、決して「ただ辛いだけ」ではないということ。

辛さの奥にある旨味や甘み、そしてしっかりとした食べ応え。その絶妙なバランスこそが、多くの人を魅了し続けている理由なのだと感じました。

次回はさらに辛さのステージを上げる予定。どんな一杯に出会えるのか、今から楽しみです。