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卵巣がん 初期症状

がんは初期の段階では自覚症状がほとんどないことが多く定期検診が大切だといわれます。女性の臓器である卵巣は"沈黙の臓器"と呼ばれています。このために、卵巣がんはとても見つけにくい病気のひとつです。


卵巣がんを発症する女性の年齢は40歳から60歳くらいであるというデータが出ています。しかし、10代や20代の女性にも発症することがある病気なのです。どういった人が卵巣がんになりやすいのかは実はまだよくわかっていません。


ただ、現在考えられている可能性として排卵の回数が多い人ほどかかりやすいのではないかということです。つまり、出産経験のない人、あるいは、出産回数の少ない人の方がなりやすいのではないかと考えられています。


排卵の回数だけではなく遺伝でもリスクは高まると予想されます。母親や姉妹、親族に卵巣がんになった人がいる場合には気をつけておきましょう。初期症状がほとんど感じられない病気ですので、下腹や腰の痛み、お腹のしこり、体調がすぐれないなどを感じたときには症状が進んでいることが多いようです。


ほかのがんのように早期発見につながる効果的な検診が今のところないので、非常に見つけにくい病気となっています。下腹に何か異常を感じたときには確認のためにも婦人科で検査してみた方が良いでしょう。

卵巣の病気

「春はあけぼの」のフレーズを知っていても、枕草子を読んだことがある方はそう多くはありません。大河ドラマをきっかけに清少納言と枕草子に興味を持つ方が増えると思いますので、3回に分けてお伝えすることにしました。1回目は清少納言の家族と祖先清原氏の話を中心に、枕草子を書くことになったきっかけや「源氏物語」との違い、清少納言と紫式部の関係を特集します。ぜひご覧ください。