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おりもの 色と病気

いつもと違うおりものが続いているときには、がんなどの病気のサインであることもあるようです。婦人科系の病気では異常が見られることがあるので日頃から注意深く観察する習慣をつけておくとよいでしょう。


おりものそのものは異常なことではなく健康な女性にもみられます。誰にでもあるものであり、それ自体が病気のサインではありません。健康なときには卵の白身のように透明ですが、細胞や白血球が混じることで薄い黄色や白く濁ったりすることもあります。


状態としてはのりやクリームのようなものと考えていただけるとよいと思います。おりものは女性特有の疾患では変化することがありその状態を見ることで病気のサインとなることもあります。


強いかゆみを伴うカンジダ膣炎では白いカッテージチーズのようなおりものがみられることが知られています。子宮外妊娠では赤褐色のものが、ポリープやびらんなどではピンク色のものが、淋病を患っている場合には黄緑色のとても臭いのあるものが、サインとなることもあります。


このように女性にとっては大切なメッセージを含んでいることもあるので、日頃と違っていることに気がついたら、そのまま様子を見ているのではなく適切な医療機関に出かけていって相談することをおすすめします。

おりもの色、臭い

「春はあけぼの」のフレーズを知っていても、枕草子を読んだことがある方はそう多くはありません。大河ドラマをきっかけに清少納言と枕草子に興味を持つ方が増えると思いますので、3回に分けてお伝えすることにしました。1回目は清少納言の家族と祖先清原氏の話を中心に、枕草子を書くことになったきっかけや「源氏物語」との違い、清少納言と紫式部の関係を特集します。ぜひご覧ください。