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女性と慢性関節リウマチ

慢性関節リウマチは症状が進むと関節が変形してしまうこともある病気です。初めのころに見られる症状は、食欲がない、疲れを感じる、体が熱く感じるなどその他の病気においても感じられるようなものばかりです。


慢性関節リウマチの症状は非常にゆっくりと進みます。このために、最初の段階では見逃してしまうことも多い病気です。また、初期症状で違和感に気がついたとしても、家事や仕事で忙しくしているうちに感じていた症状にも気にならなくなりそのまま過ごしてしまうこともあるようです。


初期症状を見過ごしていると、起床したときに手指のこわばりを感じ動きづらかったり、体全体がこわばっているような感覚を感じるようになってきます。慢性関節リウマチは30代から50代で発症する例が多く、男女比は男1:女4であるといわれ女性患者の数が多い病気なのです。


女性の方が多い理由としては、関係しているのはホルモンの働きではないかと考えられています。免疫機能は妊娠すると抑制され、出産によって抑制は解かれます。抑制の解かれた免疫機能は一時的に高くなります。


このように妊娠や出産によって起こるホルモンバランスの変化が自己免疫疾患を起こしやすくし、女性の慢性関節リウマチの発症に関係しているのではないかと考えられています。

「春はあけぼの」のフレーズを知っていても、枕草子を読んだことがある方はそう多くはありません。大河ドラマをきっかけに清少納言と枕草子に興味を持つ方が増えると思いますので、3回に分けてお伝えすることにしました。1回目は清少納言の家族と祖先清原氏の話を中心に、枕草子を書くことになったきっかけや「源氏物語」との違い、清少納言と紫式部の関係を特集します。ぜひご覧ください。