WiFiが頻繁に切れて作業が中断される、通信が不安定で動画の画質が勝手に下がってしまう...そんな悩みを抱えていませんか?私は2階に設置したWiFiルーターを使い1階でPC作業をしていたところ通信が頻繁に切れる問題が発生し、これを2000円のWiFi中継器で解決しました。この記事では、実際に購入したTP-Link RE330の設定方法から1ヶ月使用した正直な感想まで、おすすめのWiFi中継器について詳しくご紹介します。WiFiの電波状況でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
- 自宅のWiFiがブツブツ切れて困った
- ルーターは2階でPCは1階、これが失敗だった
- LANケーブルを這わせてみたけど危険すぎた
- もう限界!中継器を試してみることに
- 中継器って何?よくわからないので事前に調べてみました
- 中継器の仕組みを簡単に説明
- アクセスポイントとの違いがわからない人へ
- こんな人は中継器を検討してみて
- 2000円の中継器を買って設定してみた結果
- なぜTP-Link RE330を選んだのか
- 設定は本当に簡単!5分あれば終わります
- 実際にやってみて「ここは注意して」と思った点
- 「TP-Link RE330」おすすめの理由!使って1ヶ月、正直な感想をお伝えします
- WiFiが切れなくなったのは本当?
- 快適になった点を具体的に紹介
- 「ちょっと気になる」と感じた部分も正直に
- 中継器選びで失敗しないためのコツ教えます
- 自分のルーターに合うかチェックする方法
- どこに置けばいいの?設置場所の決め方
- 安いものでも大丈夫?価格の見極め方
- 結論:早く買えばよかった!でも注意点もあります
- 2000円でこんなに快適になるなんて
- 同じ悩みを持つあなたにおすすめしたい
自宅のWiFiがブツブツ切れて困った
ルーターは2階でPCは1階、これが失敗だった
我が家は一戸建てで、WiFiルーターを2階に設置しています。使っているのはNECのAterm 無線LAN WiFi ルーターで、購入からおよそ2年半が経ちました。
以前は2階にPCを置いていたため特に問題はありませんでしたが、最近は1階で使うことが増え、電波が弱くなって通信が途切れるようになってしまったのです。
特に今年に入ってからは症状が悪化し、YouTubeを視聴していると画質が自動で落とされることが頻繁に起こるようになりました。
通信が切れても、数秒から1分ほどで復旧することもありますが、回復しないときは手動で2.4GHz帯と5GHz帯を切り替える必要があり、そのたびに作業が中断されてしまうため、かなりのストレスを感じていました。
LANケーブルを這わせてみたけど危険すぎた
通信が安定しないので、とりあえず有線LANケーブルで2階のWiFiルーターと1階のPCをつないだところ、確かに通信は安定したのですが、新たな問題が発生しました。
階段にケーブルを這わせることになるので、ケーブルに足をとられて転びそうになることが何度かあったんです。
ケーブルが邪魔で危ないので、PC作業が終わるたびに毎回片付けなければならず、これがまた面倒でして、根本的な解決策が必要だと感じていました。
もう限界!中継器を試してみることに
LANケーブルでの対応も限界を感じていたので、2025年4月にWiFi中継器を購入することにしました。
価格や設定の簡単さを重視して選んだ結果、TP-Link「RE330」という中継器を選択。購入価格は2080円と、予想以上に手頃でした。
果たして本当に効果があるのか?設定はスムーズにいくのか?多少の不安もありましたが、思い切って導入してみることにしたのです。
中継器って何?よくわからないので事前に調べてみました
中継器の仕組みを簡単に説明
中継器は、WiFiルーターからの電波を受信して、それを再度発信することで電波の届く範囲を広げる機器です。簡単に言うと、WiFiの電波を「中継」してくれる装置ということですね。
ルーターから離れた場所では電波が弱くなりがちですが、中継器をルーターとPCの中間地点に設置することで、電波の届きにくい場所でも安定した通信ができるようになります。
私のように2階にルーターがあって1階で使用する場合、1階に中継器を設置することで電波状況を改善することができるというわけです。
アクセスポイントとの違いがわからない人へ
中継器とアクセスポイントは似ているようで異なる機器です。中継器は既存のWiFiルーターの電波を受信して再発信しますが、アクセスポイントは有線LANケーブルでルーターと直接接続してWiFi環境を作ります。
つまり、中継器は無線で接続するのに対し、アクセスポイントは有線で接続する必要があります。配線工事が難しい場合や、手軽に電波状況を改善したい場合は中継器が適しています。
我が家のように階をまたいでの配線が困難な環境では、中継器の方が現実的な選択肢だったということになります。
こんな人は中継器を検討してみて
中継器がおすすめなのは、ルーターから離れた部屋でWiFiが不安定になる人です。特に戸建住宅で複数階にわたって使用している場合や、マンションでも部屋が広い場合に効果を発揮します。
また、有線LANケーブルでの配線が困難な環境の人にも適しています。壁に穴を開けたり大がかりな配線工事をしたりするのは現実的ではない場合が多いですからね。
通信が頻繁に切れる、動画の画質が勝手に下がる、ファイルのダウンロードが途中で止まるといった症状がある人は、中継器を試してみる価値があると思います。
2000円の中継器を買って設定してみた結果
なぜTP-Link RE330を選んだのか

TP-Link RE330を選んだ理由は、価格の安さと設定の簡単さです。2080円という価格は、中継器を初めて購入する私にとって、試しやすい金額でした。
さらに、Amazonのレビューでは「設定が簡単」との声が多く寄せられており、機械に不慣れな私でも扱えそうだと感じたのです。OneMesh対応という点も、今後のネット環境の拡張を見据えると魅力的でした。
もちろんもっと高価な製品もありましたが、まずは効果を実感したかったので、今回はコストパフォーマンスを重視することにしました。
設定は本当に簡単!5分あれば終わります
amazonで販売している安価な商品の中には、説明書が中国や韓国語、英語のみというものも少なくありません。その点「TP-Link RE330」の説明書は日本語なので安心です!
実際の設定手順も驚くほど簡単でした。
- ルーターのそばにあるコンセントに中継器を差し込む
- ルーターのWPSボタンを押す
- 中継器のWPSボタンを1秒ほど長押し
- LEDが点滅から点灯に変われば設定完了
説明書にイラスト付きで書いてあるので、そのまま実行すれば完了します。WPSボタンでの設定方法の他にも、アプリやウェブブラウザを使用した方法も載っています。
設定が完了したら、実際に中継器を設置する場所に移動して、中継器をコンセントに差します。
あとはパソコンのWiFi設定だけです。PCの画面右下にあるアイコンをクリックしてインターネットの接続設定を行います。
今回購入した中継器の場合、初期設定では既存のネットワーク名の最後に「_EXT」が付くようになっています(親機とRE330の両方がOneMesh/EasyMeshに対応している場合は同じSSIDに統合されることもあります)。
最後にAtermの暗号化キー(ルーターのパスワード)を入力すれば設定完了です。
特に難しいことはありませんが、ルーター側のWPSボタンの場所と暗号化キーは事前に確認しておきましょう。
暗号化キーはルーター本体のラベルなどに記載されていますが、初期設定から変更した方は自分で設定したパスワードを入力する必要があります。
- 無線LANルーターのWPSボタンの場所
- 無線LANルーターの暗号化キー
この2点を事前に確認しておくと設定で手間取ることはほぼありません。
説明書に書いてある通りに進めれば、本当に5分程度で設定が完了します。機械に詳しくない人でも迷うことなく設定できる手軽さは大きなメリットだと感じました。
実際にやってみて「ここは注意して」と思った点
設定は簡単でしたが、中継器の設置場所は少し考える必要がありました。ルーターから遠すぎると中継器自体が電波をうまく受信できないし、近すぎても効果が薄れてしまいます。
また、中継器を設置した後は、接続先のネットワーク名が変わることを理解しておく必要があります。スマートフォンなど他の機器も、中継器を経由する場合は改めて接続設定をし直す必要がありました。
コンセントに直接差し込むタイプなので、設置場所にコンセントがあることも事前に確認しておいた方が良いでしょう。長い延長コードを使うとかえって邪魔になる可能性があります。
「TP-Link RE330」おすすめの理由!使って1ヶ月、正直な感想をお伝えします
WiFiが切れなくなったのは本当?
中継器を設置してから1ヶ月が経過しましたが、通信が切れることはほとんどなくなりました。以前は1日に何度も通信が途切れていたのが嘘のようです。
YouTubeの動画も画質が自動で下がることなく、安定して視聴できるようになりました。ファイルのダウンロードも中断されることがなくなり、作業効率が大幅に向上しました。
正直、こんなに効果があるとは思っていませんでした。2000円程度の投資でこれだけ改善されるなら、もっと早く購入しておけばよかったです。
快適になった点を具体的に紹介
最も大きな変化は、作業中に通信が切れる心配がなくなったことです。オンライン会議や動画の視聴中でも接続が安定し、安心して使える環境が整いました。
さらに、LANケーブルを使わずに済むようになったことで、階段でつまずくリスクも解消。室内の移動もスムーズになり、快適さが増しています。
毎回ケーブルを片付ける必要もなくなり、PC作業を終えた後はすぐに次の行動に移れるようになりました。些細な変化かもしれませんが、日々の生活から小さなストレスが減ったことが、何よりのメリットだと感じています。
「ちょっと気になる」と感じた部分も正直に
通信速度については、たまに遅くなることがあります。ただし、気になる程度ではなく、普段の使用には全く支障がないレベルです。
また、中継器を経由することで、直接ルーターに接続するよりも若干の遅延が発生する可能性があります。オンラインゲームなど遅延に敏感な用途では注意が必要かもしれません。
コンセントに直接差し込むタイプなので、コンセントが1つ使えなくなってしまいます。コンセント不足の部屋では事前に確認が必要です。
中継器選びで失敗しないためのコツ教えます
自分のルーターに合うかチェックする方法
中継器を選ぶ際は、まず自分が使っているルーターの規格を確認することが大切です。ルーターの型番から対応している通信規格(IEEE 802.11ac、802.11nなど)を調べましょう。
中継器もルーターと同じ規格に対応している必要があります。新しい規格の方が高速ですが、ルーターが古い規格にしか対応していない場合は、中継器も同じ規格のものを選ぶ必要があります。
メーカーの公式サイトや製品の説明書で規格を確認できます。わからない場合は、購入前に販売店に相談することをおすすめします。
どこに置けばいいの?設置場所の決め方
中継器の設置場所は、ルーターと使用場所の中間地点が基本です。ルーターから遠すぎると中継器が電波を受信できず、近すぎても効果が薄れてしまいます。
また、電波の障害物となる壁や金属製の家具を避けることも重要です。可能であれば見通しの良い場所に設置すると、より安定した通信が期待できます。
我が家では、1階と2階の中間にある台所に設置しました。PCを使う部屋と、2階のルーターとの距離がちょうどよく、1階の作業場所にも電波が届きやすいと判断したためです。
台所のコンセントは電子レンジなど他の家電でも使用するため、2口コンセントをうまく活用して設置スペースを確保しています。設置後は電波状況を実際に確認し、もし不安定な場合は位置を変えるなど、柔軟に対応することもポイントです。
安いものでも大丈夫?価格の見極め方
中継器は必ずしも高価なものを選ぶ必要はありません。重要なのは自分の使用環境に合っているかどうかです。基本的な中継器機能があれば、安価なものでも十分効果を発揮します。
ただし、あまりに安すぎる製品は品質や サポート面で不安がある場合もあります。レビューや評価を参考にして、コストパフォーマンスの良い製品を選ぶことが大切です。
将来的に複数の中継器を使用する予定がある場合は、メッシュ機能に対応した製品を選ぶと良いでしょう。初期投資は少し高くなりますが、拡張性を考えると結果的にお得になることもあります。
結論:早く買えばよかった!でも注意点もあります
2000円でこんなに快適になるなんて
2000円程度の出費で、これだけ快適なPC環境が手に入るとは正直思っていませんでした。通信の安定性が向上し、危険なケーブル配線からも解放され、日々のストレスが大幅に軽減されました。
コストパフォーマンスを考えると、相当高いと感じています。長期間悩んでいた問題がこれほど簡単に解決されるなら、もっと早く購入すべきでした。
同じような問題で悩んでいる人には、ぜひ一度試してみることをおすすめします。投資金額に対して得られる効果は、想像以上に大きいはずです。
ただし、期待しすぎは禁物です。中継器は電波環境を改善する効果がありますが、根本的に通信速度を大幅に向上させるものではありません。現実的な期待値を持って購入することが、満足度を高めるコツだと思います。
同じ悩みを持つあなたにおすすめしたい
もしあなたが私と同じような状況で困っているなら、中継器を試してみる価値は十分にあります。特に戸建住宅で複数階にわたって使用している場合は、効果を実感しやすいと思います。
設定も思っているより簡単で、機械に詳しくない人でも安心して使えます。購入前に不安に感じていた設定の複雑さは、実際にはほとんど問題になりませんでした。
通信が不安定で作業効率が下がっている人、有線ケーブルでの配線に困っている人には、特におすすめしたいアイテムです。
よくある質問
中継器を設置したら、スマホやタブレットも設定し直す必要がありますか?
必ずしも設定し直す必要はありません。従来のネットワークと中継器のネットワーク(末尾に「_EXT」が付く)の両方が使用できます。私の場合、PCは中継器のネットワークを使い、スマホは元のネットワークのまま使用しています。デバイスごとに電波状況に応じて使い分けることができるので便利です。
中継器を置く場所がよくわからないのですが、どうやって最適な位置を見つけられますか?
まずは本文で紹介したように、ルーターと使用場所の中間地点から試してみてください。設置後にスマホのWiFi設定画面で電波強度を確認し、弱い場合は少しずつ位置を調整します。コンセントの位置に制限があるため、いくつかの候補地点で実際に電波状況を測ってみることをおすすめします。
賃貸住宅でも中継器は使えますか?工事などは必要ですか?
賃貸住宅でも全く問題なく使用できます。中継器はコンセントに差し込むだけで、壁に穴を開けたり配線工事をしたりする必要は一切ありません。退去時も中継器を取り外すだけで元の状態に戻せるので、賃貸住宅にお住まいの方にこそおすすめしたいアイテムです。
古いルーターでも中継器は効果がありますか?
古いルーターでも電波の到達範囲を広げる効果は期待できます。ただし、本文の「ルーターに合うかチェックする方法」で説明したように、ルーターと中継器の通信規格が対応している必要があります。購入前に自分のルーターの型番を確認し、対応する中継器を選ぶことが重要です。
IEEE 802.11acや802.11nという規格がよくわからないのですが、簡単に教えてください。
IEEE 802.11acや802.11nはWiFiの通信規格で、新しいものほど高速です。802.11n(2009年)は最大600Mbps(理論値)、802.11ac(2013年)は最大1.3Gbps程度が上限とされています。現在は802.11ax(Wi-Fi 6)が最新です。新しい中継器は古いルーターとも動作しますが、速度は古い方の規格に制限されます。ただし、中継器の主目的は速度向上ではなく電波の安定化なので、古いルーターでも十分効果が期待できます。
中継器を使うと電気代はどのくらい上がりますか?
TP-Link RE330の公称最大消費電力は9.5Wです。仮に24時間フル稼働させた場合でも1日あたり約7円(電気料金31円/kWh換算)、1ヶ月でも約210円程度です。実際の平均消費は公称値より低いことが多いと考えられます。2000円の初期投資に対して維持費はごくわずかなので、コストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。
wifi中継器おすすめのまとめ
- 2階にルーター、1階でPC作業は電波が届きにくい
- LANケーブル配線は階段で危険、毎回片付けが面倒
- 中継機は既存WiFi電波を受信して再発信する機器
- アクセスポイントと違い、中継機は無線で接続
- TP-Link RE330は購入時2,080円(2025年4月時点)と手頃な価格で効果大
- 設定は説明書通りに進めれば5分で完了
- WPSボタンでの設定が最も簡単で確実
- ネットワーク名の最後に「_EXT」が付く
- 設置場所はルーターと使用場所の中間が基本
- 1ヶ月使用して通信切れはほぼなし
- 通信速度低下はあるが実用上は問題なし
- ルーターの通信規格確認が購入前に必要
- 古いルーターでも電波安定化の効果は期待できる
- 最大消費電力で試算しても月200円前後と維持費はごくわずか
- 2000円の投資で劇的にPC環境が改善