金融恐慌

| 問題 | 答え |
|---|---|
| 金融恐慌の直前に起きた2つの恐慌は | 戦後恐慌と震災恐慌 |
| 金融恐慌が起きたときの内閣は | 第一次若槻礼次郎(わかつきれいじろう)内閣 |
| その内閣の与党は | 憲政会 |
| その内閣が処理しようとした手形は | 震災手形(しんさいてがた) |
| 金融恐慌の引き金となる失言をした大蔵大臣は | 片岡直治(かたおかなおはる) |
| その失言で起きた取付け騒ぎとは | 預金者が自分の預金を引き出そうと銀行に殺到すること |
| その失言で休業になった銀行は | 東京渡辺銀行(とうきょうわたなべぎんこう) |
| 戦後恐慌の煽りを受け経営難に陥っていた総合商社は | 鈴木商店 |
| その商社に多額の融資をしていた銀行は | 台湾銀行(たいわんぎんこう) |
| その銀行の取付け騒ぎの煽りを受け休業に追い込まれた華族資本の銀行は | 十五銀行(じゅうごぎんこう) |
| 内閣が銀行を救済するために発令しようとしたものは | 緊急勅令(きんきゅうちょくれい) |
| この発令を拒否した機関は | 枢密院(すうみついん) |
| 拒否した理由 | 金融恐慌は大蔵大臣の失言がきっかけなので内閣が責任をとるべきだとして緊急勅令を拒否した。もしくは若槻内閣の協調外交に反対していたから。→若槻内閣は総辞職 |
| 金融恐慌を収束させた内閣は | 田中義一(たなかぎいち)内閣 |
| この内閣が発令した勅令は | モラトリアム(支払い猶予令) |
| その勅令の内容は | 3週間銀行を休業させ、その間に日銀が紙幣を増刷して銀行に融資した(非常貸出) |
| その対策を行った大蔵大臣は | 高橋是清(たかはしこれきよ) |
| 金融恐慌後に巨大化した銀行は | 五大銀行(三井、三菱、住友、安田、第一) |
| なぜ巨大化した | 預金者がより安全な大手の銀行に預金を移したから |
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