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最近の記憶術と脳の働き

記憶術というと、すぐに頭に重い浮かぶのは「語呂合わせ」ではないでしょうか。これは、記憶したい事柄や記号、数字などを文章などに当てはめて覚える方法です。最近は数多くの記憶術がありますし、脳の働きや新しい記憶術の研究も進んでいます。ここでは既に確立している記憶術をいくつか紹介しますので参考にしてください。


◆数字置換法・・・日本語と英語では異なる点があります。
・数字仮名置換法
日本語で用いられる記憶術です。数字に仮名を当てはめる方法で、1に「あ行」、2に「か行」という順で0まであります。

・数字子音置換法
英語で用いられる記憶術ですが、日本語の数字仮名置換法はこの方法をもとにして作られました。0から9までの数字に子音を当てはめるというものです。


◆場所法・・・記憶したい事柄を、何らかの場所に結びつけます。
・片手指法、両手指法
片手の指または両手の指を用いることで1から5まで当てはめることができます。

・時計法
時計の文字盤を用いると1から12まで当てはめて覚えることができます。


◆物語法・・・記憶したい事柄や人物、地名などを組み込んでストーリー化させます。

◆頭文字法・・・言葉を覚える時に、頭文字を抜き出します。

◆形態法・・・記憶する対象物を連想させるような物に置き換えます。例えば「1=鉛筆」などです。

◆その他の方法
連想結合法、音声変換法などがあります。また、「1=one」を「sun」に対応させるなど、言葉の「韻」をもとにして覚える方法もあります。

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