斎藤実（さいとうまこと）です。

犬養毅が五・一五事件で暗殺されると、元老の西園寺公望（さいおんじきんもち）は重臣会議を開き後任の首相に海軍出身の斎藤実を指名しました。

西園寺ら重臣は政党と軍部の軋轢をさけるため海軍穏健派の斎藤実を選んだとされています。

斎藤内閣は首相暗殺後の混乱を乗り切るため、立憲政友会や立憲民政党からも大臣を迎え挙国一致の体制をとりました（挙国一致内閣）。

=斎藤実内閣の政策、主な出来事=
日満議定書
国際連盟脱退勧告
塘沽停戦協定
帝人事件