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764年に重祚(ちょうそ)した天皇は?

764年淳仁天皇を廃して重祚(ちょうそ)した天皇の名前を答えてください。

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孝謙天皇(こうけんてんのう)・称徳天皇(しょうとくてんのう)です。

重祚とは一度退位した天皇が再び即位することです。

758年孝謙天皇は淳仁天皇に譲位をして孝謙上皇となります。この背景には孝謙天皇の母である光明皇太后と光明皇太后が支援する藤原仲麻呂の意向がありました。

仲麻呂は淳仁天皇の治世で権力を握り太政大臣にまで昇進しますが、後ろ盾であった光明皇太后が死去すると、孝謙上皇と対立して恵美押勝の乱を起こし斬首となります。

孝謙上皇は淳仁天皇を廃し再び即位して称徳天皇となりました。

歴史上最初の重祚は皇極天皇→斉明天皇で孝謙天皇→称徳天皇は二例目となります。

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