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対馬や壱岐を拠点に活動した海賊を何と呼んでいますか?

鎌倉時代から室町時代にかけて現れ、主に対馬や壱岐を拠点に活動した海賊の集団を何と呼んでいますか?

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倭寇(わこう)です。倭寇には前期倭寇と後期倭寇があります。前期倭寇は鎌倉時代末~室町時代前期にかけて活動しました。足利義満が勘合貿易を再開したことで取り締まりが強化され、しだいに衰退していきました。戦国時代、大内氏の滅亡で勘合貿易が行われなくなると、再び倭寇が活動を始めます。これを後期倭寇と呼んでいます。前期倭寇は日本人が中心、後期倭寇は中国人が中心となって構成されていました。豊臣秀吉が海賊の取り締まりを強化したことで、しだいに姿を消していきました。

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