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1918年富山県で起きた暴動は?

1918年寺内正毅内閣が退陣するきっかけとなった富山県で起きた暴動の名称を答えてください。

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米騒動(こめそうどう)です。

1914年第一次世界大戦が勃発すると日本国内では軍需品や絹織物などの輸出が拡大し大戦景気をむかえます。

特に、海運業や造船業は大きな恩恵を受け巨万の富を得た「船成金」が出現しました。

一方で物価が高騰し景気の恩恵を受けられない人々の暮らしは苦しくなります。

さらに、寺内正毅内閣がシベリア出兵を決めたことで米の投機的な買い占めがおこり米価が高騰しました。

1918年7月富山県の漁村で主婦たちが米価の引き下げを求めて一揆(女房一揆)を起こすと、瞬く間に全国に広がり参加者70万人の大暴動へと発展しました。

政府は軍隊を出動させ3か月で鎮圧しますが、寺内内閣は責任を追及され総辞職しました。

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