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仮面ライダー W FOREVER A to Z 運命のガイアメモリ、観てきました!

仮面ライダー W  FOREVER  A to Z  運命のガイアメモ

思い起こせば2008年秋公開の「さらば電王~」以降のライダー映画7作品すべてを公開初日に観に行っているのですが、またもや今回も8月7日の初日に観てきてしまいました~! 


W(ダブル)は、前作の劇場版「ビギンズ.ナイト」がかなり面白く、完成度も高かったし、あと少しで終了するテレビ版の方も、ユニークで突拍子もないアイデア、仕掛け、設定などがどれも新鮮で、1年間通して楽しく拝見することができた、とても好きなライダー作品でしたので、今回の劇場版をとにかく楽しみにしていた訳ですが......


まさか、ここまで期待を裏切らない素晴しいライダー映画に出会えようとは、夢にも思いませんでした。脚本の俺参上さん、じゃない失礼...三条陸さん、そしてウルトラ銀河伝説も手掛けた監督の坂本浩一さん、あんたらはスゴイ!仮面ライダーファンが、どんなものを期待し、観たいかをよくわかっていらっしゃる! 誠に恐れ入りました...さすがです。


ディケイドの時のような、パラレルワールド的内容のストーリー設定にはせずに、テレビシリーズの第44話と第45話との間に起こったエピソードとして描いたことにより、この劇場版が本筋の一遍として無理なく収まっている点も、すんなり観れるという意味においては正解であると思います。

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しかし、なんと言っても特筆すべきは、「仮面ライダーの良いところをすべて引き出すことに成功している」この一言に尽きます!ストーリー、アクション、キャラクター、そのどれもが際立っており、作り手サイドの本気度がズシーン!と、ダイレクトに伝わってくるところが実にいいですね~! ホント、これは昭和~平成を通してライダー映画の最高傑作かもしれません!


翔太郎、フィリップ、竜くん、亜希子所長のメインキャストに、エタ-ナルを中心とした敵のテロリスト軍団NEVERのメンバーら、登場キャラすべてに見せ場があり、出演者たちも熱い演技で期待に答えてくれています!


特に今回は主演の翔太郎を演ずる、桐山蓮くんがサイコ-です。さすが、仮面ライダーになりたくて何度も何度も平成ライダーのオーディションを受け続けてきたという、ライダーに対する熱意みたいなパワーが演技全体からみなぎっていて、3Dのスクリーンから気迫が溢れ出ているかのようでした。


翔太郎が単独変身したJOKERがカッコイイのなんの...! 全身真っ黒いボディーに赤く光る目、繰り出す必殺技はシンプルに"ライダーキック"と"ライダーパンチ"。


私のような昭和からのライダー世代には、まるで本郷猛が変身した「桜島1号」かと錯覚に陥りそうになるほど...。おまけに技を繰り出す時の音が、その1号、2号ライダーが発する効果音をリスペクトしているのか?そのまま流用していたのには思わず、ニヤリッ(笑)


また、近年のライダー映画の傾向として、最後のラスボスが巨大化した敵ばかりというワンパターン地獄からも今回は抜け出してくれて、見事ラストはWとエタ-ナルの一騎討ちで締めくくっています。Wの決まり文句「さあ、お前の罪を数えろ!」に対して初めて言い返した奴、エタ-ナルの「今さら数え切れるか~!」というセリフが妙にツボにはまってしまいました~。


それにしても、風都市民たちが揃って「仮面ライダーがんばれ~、負けるな」と声援を贈る感動のシーン、コレに似たような光景を以前観たような気がしていたのですが、上映終了後やっと思い出しました! 確か「ウルトラマンメビウス&ウルトラ6兄弟」で同じようなシーンがありましたっけ。


まぁ、これは御愛嬌とゆーことで......。


さらに、9月からテレビに登場する新ライダー「オーズ」も顔見せ程度に登場、須藤元気の怪演が凄すぎる、ルナドーパントとのゆる~い戦闘シーンにおいて、その闘いっぷりを少しだけお披露目してくれました。


変身する子も結構イケメンだし、そして変身音の"タカ、トラ、バッタ、タ、ト、バ...」には一瞬唖然? これは結構オーズも面白いかも、楽しみだわ~。「強くてイケメン、嫌いじゃないわ、嫌いじゃないわ~」(笑)


ただ本作で唯一残念だったのは、毎年そうなのですが「戦隊モノ」と同時上映なため、時間が限られてしまうということです。もうそろそろ夏のヒーロー ものも、ライダーと戦隊切り離して上映してもいいのでは? と思ってしまいます。


小さいお子様あっての映画だというのは分かるのですが、やっぱりコレほど完成度の高いものを見せつけられてしまうと、最低でも90分くらいの作品でじっくりと観賞してみたいものです。


最後に今年の冬も、「ムービー大戦」をWとオーズでやるらしいですね...。2010年、ライダー映画一体何本やったんだ? これからず~~っとこうなのでしょうか? どこまで儲ける気だ東映、バンダイ...。ま、これからも力の入った良い作品を作ってください!