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日本史が苦手な人が時代の流れ、なぜ?どうして?を考えながら学習すると自然に点数が上がります!

爆点日本史 学習の進め方

日本史って暗記が多くて大変ですよね。
人物名や事件名、年号の丸暗記は本当につまらない!
つまらないから続かないし、続かないから成績も上がりません。

では、どうしたらいいでしょうか?
実は、こつがあるんです。

こつをつかむと楽に暗記することができるし、一度おぼえたことも忘れづらくなります。
そんな方法が本当にあるの?と思っているでしょ!

あるんです!
大切なのは2つだけ。

  • (1) 流れをつかむ
  • (2) なぜ、どうしてを考える

順番に説明しますね。
そもそも「流れってなに?」っていう人、多いと思います。
流れは時代と時代のつながりです。

日本史の場合、旧石器、縄文・・・平成、令和と時代が分けられていますよね。
でも、各時代は独立して存在している訳ではありません。

社会の仕組みや制度、人々の暮らしは前の時代の影響を受けるし、戦争や災害など大きな出来事があれば暮らしや制度も大きく変わります。そして次の時代に引き継がれていきます。

流れを理解したうえで、なぜ争いが起きたのか?どうしてその仕組み(制度)をつくったのか?・・・なぜ?どうして?を考えなから学習を進めていくと理解度がぐんとあがるんです。
争いを起こすのも、制度を作るのも人なので、人物を中心に各時代をみていくと、統一感がとれて整理しやすくなりますよ。


爆点日本史 学習の進め方

爆点日本史では、飛鳥~平安は天皇、鎌倉~江戸は将軍、明治~令和は内閣総理大臣を中心に話を進めていきます。
各時代のコンテンツは教科書的な解説にならないよう対話形式をとっています。

歴史が苦手な葵ちゃんが、わかり辛い部分や重要なポイントをどんどん質問するので、
知らず知らずのうちになぜ?どうして?の思考が身につくようになります。

流れをつかむためにも、特別な理由がない限り一番古い旧石器時代から学習を始めて、
縄文時代、弥生時代と順番に進めていきましょう。

コンテンツの途中にチェック問題があります。試験によく出題される用語なので必ず覚えるようにしてください。
各時代の最後に、一問一答へのリンクと練習問題を載せてあります。
練習問題は最低3回解いてくださいね。一問一答は学習を全て終えたあとの仕上げに使うと効率的に学習することができます。

日本史が苦手な人が爆発的に点をあげる3つのポイント

(1)時代の名前と順番を覚える
(2)○○世紀も一緒に覚える
(3)参考書よりも問題集

時代の名前と順番を覚える
全体の流れを把握するためには時代の名前と順番を覚える必要があります。
日本史が苦手な人ほど覚えてなかったり、順番を間違えるのでしっかり頭に入れてください。

日本史時代区分
旧石器
縄文
弥生
古墳
飛鳥
奈良
平安
鎌倉
室町
安土桃山
江戸
明治
大正
昭和
平成
令和


時代の名前と順番を覚えたら、次に旧石器時代から平成までの各時代の特徴を簡潔にまとめましょう。
前後のつながりがよくわかり流れをつかむことができます。

そんなこと言われても困る!という方は下記を参考にしてください。
まずはワンフレーズで時代の特徴をとらえ、学習を進めていきながら重要用語を足して最終的に100文字前後でまとめてください。

時代区分時代の特徴
旧石器時代日本に人類が住み始めた
縄文時代土器を使い始めた
弥生時代稲作が広まり食糧や土地をめぐり争いが起きた
古墳時代畿内のヤマト王権(大王)が勢力を拡大
飛鳥時代大王から天皇へ。天皇の権力強化と律令制導入のための諸制度を整備
奈良時代律令制の完成、施行~藤原氏の台頭
平安時代貴族政治~藤原氏の全盛期~藤原氏の衰退~武士の台頭
鎌倉時代武家政権(鎌倉幕府)貴族から武士へ権力の移行
室町時代武家政権(室町幕府)前期は朝廷の分裂(南北朝時代)中期は足利将軍の権力強化、後期は日本全土で戦乱(戦国時代)
安土桃山時代織田信長と豊臣秀吉による全国統一
江戸時代武家政権(江戸幕府)太平の時代
明治時代藩閥政権~国会開設
大正時代民衆運動~政党政治
昭和時代軍部の台頭~太平洋戦争~敗戦~復興
平成時代バブル景気~バブル崩壊~不況


○○世紀も一緒に覚える

年号は○○年だけでなく○○世紀もセットで覚えるようにしましょう。
例えば平安京遷都なら794年、8世紀という感じです。

実際の入試では794年という年号がそのまま問題文にでるとは限りません。
「8世紀の桓武朝に新たな都がつくられ・・・」のように、○○世紀のかたちで出題されることもあります。

794年しか覚えていないと問題文を見たときにピンとこないのです。
瞬間的にピンとくるかこないかは問題を解く時間に大きく影響します。

参考書よりも問題集

これだ!と信じた参考書(テキスト)1冊を最初から最後まで最低3回くりかえし学習してください。

複数の参考書をかけもちすることは時間の無駄です。
3回学習が済んだらあとはひたすら問題をときます。

赤本は受験する学校だけでなく、同じ難易度、もしくは少し上の学校の本も購入しましょう。

参考書がわりに爆点日本史を3回学習してもokです。
参考書は一冊!残りのお金は問題集購入にあててください。


「春はあけぼの」のフレーズを知っていても、枕草子を読んだことがある方はそう多くはありません。大河ドラマをきっかけに清少納言と枕草子に興味を持つ方が増えると思いますので、3回に分けてお伝えすることにしました。1回目は清少納言の家族と祖先清原氏の話を中心に、枕草子を書くことになったきっかけや「源氏物語」との違い、清少納言と紫式部の関係を特集します。ぜひご覧ください。