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ポップ/ロックの金字塔! 永遠の名曲、ヴィ-ナス

ヴィ-ナス アナログレコード

サッカーワールドカップでは決勝進出を果すも、またもや涙を飲み、3度目の準優勝に終わってしまったオランダでしたが、オランダ出身のアーティストで、もっともでかい世界的大ヒットを飛ばしたのが、このショッキング.ブルーです。


紅一点のヴォーカリスト、マリスカを中心に結成された4人組で、個性的なマリスカの妖艶なヴォ-カルと、覚えやすいキャッチ-なメロディーライン、


そして印象的なカッティングギターのイントロ...など、その特徴あるサウンドが強烈なインパクトを与え、ワールドワイドな爆発的大ヒットを記録するに至りました。


まさにヒットする要因をすべて兼ね備えた、ポップナンバーの成功例の見本とも言える1曲かもしれません。


アメリカでは、ビルボードシングルチャート、1970年2/7付にて、ジャクソン5の「I Want You Back」を蹴落とし、見事1位を記録! 


しかし、アメリカでのヒットはそのあとが続かず、この「Venus」のみで終わってしまい、結局"一発屋ヒット"の仲間入りをすることに...。


ちなみに、このシングルのB面にカップリング収録されている「悲しき鉄道員」"Never Marry A Railroadman"は、本国オランダをはじめ日本でもヒットを記録した、これも中々の名曲です。


ショッキング.ブルーというグループ自体は、数年後解散してしまい短命に終わってしまいましたが、むしろ楽曲の魅力としての「ヴィ-ナス」の方が永遠に人々の心に生き続け、その後数々のカヴァ-ヒットが作られることとなりました。


もっとも記憶に残るものでは、1986年にイギリスの女の子3人組ポップユニット、バナナラマによるダンスチューン仕立てのカヴァ-ヒットが有名です。


そのバナナラマヴァ-ジョンを日本語にしてヒットさせたのが、演歌に活動の場を移す前のアイドル時代の長山洋子だというのは、アラフォー世代なら誰もが知っているエピソードですね!


アーティスト SHOCKING BLUE / ショッキング.ブルー
タイトル/曲名  VENUS / ヴィ-ナス
リリース  1969
レーベル  COLOSSUS

「春はあけぼの」のフレーズを知っていても、枕草子を読んだことがある方はそう多くはありません。大河ドラマをきっかけに清少納言と枕草子に興味を持つ方が増えると思いますので、3回に分けてお伝えすることにしました。1回目は清少納言の家族と祖先清原氏の話を中心に、枕草子を書くことになったきっかけや「源氏物語」との違い、清少納言と紫式部の関係を特集します。ぜひご覧ください。