カントリーゴールド２０１０特集〈２〉、ジュリー．ロバーツ
今回紹介しますのは、ジュリー．ロバーツ２００４年発表のファーストアルバムです。美貌と才能を兼ね備えた実力派女性シンガーで、CMA（カントリー．ミュージック．アォード）いわゆるカントリー界におけるグラミー賞にもノミネートされたこともあるビッグネームの女性アーティストが、カントリーゴールドにやって来るのは本当に久しぶりのことです。
しかしこの人、ただ美しいだけの存所そこらの女性シンガーではありません！一見ジャケットフォトの雰囲気からして、近年流行りのポップカントリー系のセレブみたいに思われがちですが、聴いてみてびっくり！ かなり泥臭いアメリカンルーツ系サウンドを、どっしりと情感豊かに聴かせてくれます。
収録されている楽曲はすべて他人のペンによるものばかりですが、圧倒的な表現力と魅惑的なヴォーカルでしっとりと歌われる全１１曲すべてから、アメリカーナサウンドの響きを堪能できる、玄人好み大推薦の１枚です！
ちなみに、続いて２００６年に発表されたセカンドアルバム"Men＆Mascara"も本作の路線を踏襲した延長線上にある作風の素晴しい１枚ですので、ぜひ聴いてみてください。
今からカントリーゴールドでのステージがとても楽しみなのですが、もうひとつ...恐らく当日のサイン会場は長蛇の列間違いありません。ですのでサイン＆ツーショット狙いの方は、必死の覚悟が必要ですよ！ あらかじめCDは購入しておいて準備を整えておきましょう。
〈アーティスト〉JULIE ROBERTS / ジュリー．ロバーツ
〈アルバム．タイトル〉JULIE ROBERTS
〈リリース／レーベル〉２００４／ MERCURY
「春はあけぼの」のフレーズを知っていても、枕草子を読んだことがある方はそう多くはありません。大河ドラマをきっかけに清少納言と枕草子に興味を持つ方が増えると思いますので、3回に分けてお伝えすることにしました。1回目は清少納言の家族と祖先清原氏の話を中心に、枕草子を書くことになったきっかけや「源氏物語」との違い、清少納言と紫式部の関係を特集します。ぜひご覧ください。
