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不正出血(ふせいしゅっけつ)

不正出血(ふせいしゅっけつ)とホルモンバランス

不正出血(ふせいしゅっけつ)というのは、月経以外の時に女性器から出血することです。出血の量は様々で、出血する時期も人によって違います。


不正出血の原因は子宮がん、子宮内膜症、子宮筋腫など子宮の病気や、軽い外陰部の炎症などの場合もありますが、ホルモンバランスが乱れた時にも出血を起こすことがあります。


卵巣から分泌される「エストロゲン」と「プロゲステロン」というホルモンのバランスが安定していると、正常な月経が起こりますが、ストレスや不規則な生活でホルモンバランスが乱れると、不正出血を起こすことがあります。


月経と月経の間の排卵期に起こる出血は、このホルモンバランスの乱れによる出血の場合が多いと言われています。ホルモンバランスが乱れると、月経ではない時期に子宮内膜をはがしてしまうからです。

不正出血(ふせいしゅっけつ)を軽視しないで!

不正出血があるということは、いずれにしてもどこか体に異常が起こっているということになります。不正出血があった場合、出血量が少なくても大きな病気の可能性がありますので、軽視しないようにしましょう。


出血の色もさまざまで、赤いから危険な状態とか、茶色いから大丈夫というものではないので、不正出血があった場合は、注意深く経過を観察して、たびたび起こるようであれば、早期の産婦人科や婦人科における受診が必要です。


病気によっては自覚症状などが全くないこともありますので、不正出血が何かしらのサインと捉えて、怖がらずに病院に行くようにしましょう。病気ではなく、ホルモンバランスの崩れが原因でも、放っておくと妊娠しにくい体質になるなどの弊害がおきることがあります。

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