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離婚調停期間

離婚調停期間ってどのくらいかかりますか?

離婚調停を利用する場合、何らかの問題が起こり話し合いがこじれてしまったケースがほとんどなので、解決までにはある程度の時間がかかります。

話し合いが順調に進めば、一か月ほどの期間で解決することもありますが、多くのケースでは6か月程度の期間がかかっています。

離婚調停は夫婦とは関係のない第三者を間に入れることで、双方が冷静な状態で話し合いを進めていくシステムですが、それでも感情的になり、話し合いがうまくいかない場合は1年以上かかることもあります。

離婚調停を利用すればすぐに離婚ができる!と思うのは間違いです。離婚調停は平日の日中に行われるのですが、仕事のある人は会社を休んだり、勤務時間を調整する必要があります。調停が長引くと精神的にも、肉体的にも負担に感じる方が多くなります。

自分が離婚したい場合、相手が応じてくれなければ話し合いは進まず長期化します。また、双方の言い分にあまりにも隔たりがある場合は調停を打ち切られてしまうこともあるので、離婚調停期間を短くしたい場合は、できる限り事前に準備をして臨む必要があります。

離婚調停の期間が一年以上かかっても解決すればまだ良いといえるでしょう。話し合いがうまくいかず、長い時間かかった場合、双方に話し合いを継続する意思があっても、解決するのは困難だと判断され調停が不成立になることもあります。

離婚調停手続き

離婚調停を行う場合、弁護士などに依頼しなければ手続きができないと思っている方も多いようですが、自分ひとりでも手続きを進めることができます。

最初に調停の申し立てをしますが、申し立てを行う場所は、相手方が居住している住所を管轄している家庭裁判所に対して行います。

申し立て書は家庭裁判所に行けば受け取ることができますが、窓口の空いている時間は各家庭裁判所で異なります(東京は平日の9時30分から11時30分、13時から16時)平日しか開いていないので、仕事のある方は家庭裁判所のホームページから申し立て書をダウンロードすることができます。

離婚調停の手続きはひとりで行うことが可能ですが、離婚調停期間をできるだけ短くしたい!自分に有利な条件で解決したい!と思っているなら、弁護士などの専門家に依頼することも考えておきましょう。

離婚調停は裁判ではありませんが、ある程度の専門知識は必要ですし、相手の方が法律に詳しい場合、自分に不利な条件で話し合いが進んでしまうこともあります。

元々、離婚調停は費用をあまりかけたくないという方が利用していることが多いので、専門家に依頼することに抵抗のある人や経済的にどうしても無理な場合もあると思います。手続きなどは自分で行い、どうしても相談したいことがあるときだけ、専門家にお願いするのもひとつの方法です。

また、時間がある方はインターネットや書籍で調べるとある程度の知識を得ることができます。完全ではなくても、離婚に関する法律の知識を多少なりとも知って入れば、落ち着いて調停を進めることができるでしょう。

離婚調停 浮気の証拠

離婚の原因が相手方の浮気(不貞行為)である場合、浮気の証拠となるものを用意しているかいないかでは調停の進行に大きな違いが生じます。証拠をどうしてもつかめない場合、相手に否定されると水掛け論に終始することになり、慰謝料などの面で不利になることがあります。

相手方に浮気の兆しを感じたら、まずは証拠を集めることに専念してください。離婚調停の申し立てに離婚理由や証拠は必要ないのですが、調停を有利に進めていくためには証拠があったほうが良いことは言うまでもありません。

浮気の証拠といっても、どのように集めたらいいのかよくわからないと思いますが、一般的には探偵事務所に依頼することになります。探偵事務所に浮気調査の依頼をするときは、浮気相手と会っている日などある程度目星をつけてからにしましょう。

「何となく怪しい!」「浮気しているかも」程度では、依頼しても費用だけがかかり、証拠をつかむことができずに終わることになります。

浮気相手とのメールのやりとりはスマートフォンや携帯に残っていることが多いので、見つけたら自分のスマートフォンやパソコンに転送して保存しておくようにします。さらに、メール画面を携帯ごと写真に撮って残しておけば、転送したメールの記録と合わせて証拠になります。

まずは、自分で集められる証拠をできるだけ集め、それから依頼をすれば、探偵事務所も調査しやすくなります。探偵事務所は調査のプロですから、浮気相手の自宅を訪ねていく様子や、ホテルに出入りする現場の写真、ビデオなどを記録してくれます。自分で集めた証拠と、探偵事務所の調査結果を合わせて証拠として提出すれば、話し合いを有利に持っていくことができるでしょう。