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名刺交換 名刺の渡し方・受け取り方

世の中のビジネスマナーは名刺交換など、とかく形式ばっており「そこまでやる必要があるのか」と疑問に思ってしまうような事柄も数多くあります。ビジネスマナーに批判的な気持ちになるような時もあるかもしれません。


ですが、ビジネスマナーは、突然生まれたものではありません。時間をかけて、より効率的でマナーに沿っていると認定された行為こそが、ビジネスマナーとして定着しているのです。


第一、形式によりかかりすぎた行為が、ナンセンスかどうかということが重要なのではなく「ビジネスマナーの共通認識」が多くの人にある以上は、そこを守っていかなければルール違反、ビジネスマナーだと、取引先や上司から判断されてしまいます。


正しくないことはしたくない、という考え方も、将来性としては重要なことですが、決められたルールやビジネスマナーの中で、自分を律していくことも、優れたビジネスマンとしては、要求されるべき能力なのです。


まず、名刺を相手から受け取ったら、すぐに名刺入れにしまい込まず、しっかりと内容を読みましょう。相手に同じことをされ、おざなりに名刺を流し読みされれば悲しいものです。思いやりを持って失礼のないように名刺をきちんと拝見しましょう。


名刺の受け取り方も、ビジネスマナーとしては重要です。名刺の名前の部分を手で覆うようにしてしまうと、相手に失礼になりますので気をつけましょう。


顔を初対面の人に手の平でなでつけられたら、侮辱されているように感じるのと同じことで、名刺は、その人を表現する分身ですから、丁寧に扱いましょう。

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