ジャンクワードドットコム・暮らし、生活百科事典

ボウリングのコツ1・自分に合うボールを選ぶには

ボウリングのボールについては、自分に合うものを選ばなければいけません。適当に選んでしまうと、ボウリングはなかなか上達しないからです。「自分に合うボール」というと、まず考えるのは、ボールの重さでしょう。

女性の場合、できるだけ軽いボールを選んでしまいがちですが、軽過ぎるボールばかりを使っていると上達していきません。重さが足りないせいで、コントロールが狂ったり、スピード不足になることもあるからです。

ボウリングのボールは、自分の体重の10分の1が適正重量と言われています。ボールの重さは「ポンド」で表わされていて、6~15ポンドの中から選ばれることが多いようです。1ポンドは約450gなので、10ポンドのボールを選ぶと約4.5kgということになります。

しかし、ボウリングのボール選びは重さだけがポイントではありません。指を入れる穴の大きさも重要です。重さが自分に合っていても指穴が合わないと、指や腕に余計な負担がかかったり、ボールの回転がかけづらくなり、上達を妨げてしまいます。

自分の手の形や大きさにピッタリと合うボールとなると、やはり「マイボール」を持つのが理想的です。ボウリングはたまに遊びでプレイするだけという人には必要ありませんが、本格的にボウリングを上達させたいなら、マイボールを持つことをおすすめします。自分にベストのボールを持っているか否かで、ボウリングの上達度合いがかなり違ってくるのは間違いありません。

ボウリングのコツ2・ボールの持ち方

ボウリングを上達させるには、ボールを正しく持つことができなければいけません。間違った持ち方をしていると、どんなに練習をしても上達することはできません。ボウリングの持ち方にはいくつかの種類がありますので、上達度合いに従って練習をしてマスターしましょう。

その上で、自分が最もプレイしやすい持ち方を選んでください。ただし、持ち方によっては手に負担がかかってくるので、プレイする時間も考慮する必要があります。

・コンベンショナルグリップ これは最も基本的な持ち方であり、一般的にもよく知られています。まず初めに、2つの穴に中指と薬指を第二関節まで入れ、人差し指を添えて支えます。この時、人差し指は少し開き気味にしてください。

この持ち方は、それぞれの指への負担が小さいので、初心者向きですし、長時間の練習にも適しています。ボウリング上達を目指して、じっくりと練習をする人におすすめです。

・セミフィンガーグリップ 中指、薬指を、第一関節と第二関節の中間まで入れる持ち方です。軽いリリースが可能で、コントロールしやすいので、それなりに上達している人に適しています。

・フィンガーチップ この持ち方は、中指も薬指も第一関節までしか入れません。かなり上級者向けの持ち方で、手首や指に大きな負担になるので、練習時間が長い場合にはおすすめしません。このようにボウリングのボールは、初心者には向かない持ち方もあります。それほど上達しないうちに無理をして上級者向けの持ち方をすると、指や手首を痛めることにもなるので、段階を経てチャレンジしていきましょう。

ボウリングのコツ3・ボールの投げ方

ボウリングは、単に勢いよくボールを投げるだけのスポーツではありません。フォームや体の使い方が正しくないと、なかなか上達することはできないのです。ボウリングにおける体の使い方で、特に重要なのがボールを持たない方の腕です。

体の横でだらんとさせている人がいますが、これでは上半身のバランスは良くなりません。腕は横に伸ばすことで、上半身のバランスを取ることができます。

また、重心は下半身に置かなければいけません。ボウリングでボールを投げる際には助走をつけますが、その時に、着地する足にきちんと重心を移動できるようにする必要があります。

その助走については、同じテンポで一歩一歩を刻むことが大切です。助走といっても、ほんの3~5歩程度なので、きちんと考えて走らないと上手くいきません。

初めに足をつく位置から考えて、勢いが衰えないようにしてボールを投げる体勢にもっていく必要があります。この助走が上手くできるようになると、ボウリングの上達のスピードも上がるはずです。

そして投げる時には、視線も肩のラインも、目標とする方向に向けてください。しっかりと意識をすることで、自分が投げたい方向へとボールが進んでいきます。

手からボールが離れたら、着地した方の足で地を踏みしめてください。この踏ん張りが、ボウリングを上達させることにもつながります。このように、ボールを投げるには、多くの重要なポイントがあります。

ボウリングは、ボールを持っている方の腕を、いったん後方に引いて、その反動で投げるのが基本の動作ですが、決して力任せにするのではないのです。コツさえつかんでしまえば意識することなく自然に投げることができるようになります。

ボウリングのコツ コンテンツ一覧

ボウリングを独学で学ぶ

ボウリング上達を目指している人の中には、独学で練習を頑張っている人もいることでしょう。実際には、独学でボウリングを上達させるのは非常に難しいので、長い時間がかかるということは覚

ボウリング マイボールとハウスボール

ボウリングの上達を本気で目指しているなら、マイボールを持つことをおすすめします。ボールならボウリング場でハウスボールを借りればよいという人も多いのですが、ハウスボールとマイボー

ボウリングを投げるときの助走・4歩助走

ボウリングにおいてボールを投げる時に、止まったままの状態で腕の動きだけでボールを押し出しても、勢いやスピードは出ません。そのため、投げるまでの間に助走をして、スピードのあるボー

ボウリングにマイシューズは必要?

ボウリングにおいては、シューズも上達するための重要なポイントです。ボウリング場にはレンタルシューズがありますが、全てのシューズの履き心地が同じというわけではありません。 ボウリ