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古代朝鮮半島南部に存在した加羅諸国の中で日本と深い関わりのある国は?

朝鮮半島の南部は、弁韓(べんかん)と呼ばれていました。この地域は小国が分立していて、それらを総称して加羅諸国と呼んでいます。この加羅諸国の中で日本と深い関わりのある国は何と呼ばれていますか?

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任那(みまな)です。

任那は主に日本書紀で使用されている名称です。任那とは、加羅諸国全体のことをさす場合と、加羅諸国の中の有力国である金海加羅国(別名 金官加羅国、金官国)をさす場合があります。

弁韓は鉄の産地であったため、鉄を手に入れたい日本は、古くから任那と交流を持っていました。

日本書紀には任那に日本府を設置したという記述が見られますが、本当に存在したかは疑問視されています。

任那は562年新羅によって滅ぼされました。

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