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猿の惑星 新世紀 ライジング あらすじと感想

猿の惑星 ライジング

昨日(10月2日)「猿の惑星: 新世紀 ライジング」を観てきたので、あらすじと感想を書いてみたいと思います。


21時30分から始まるレイトショーだったので、観客は20人前後!すいていたため、くつろいで観ることができました。


最初に少しだけあらすじを紹介しますね。


「猿の惑星: 新世紀 ライジング」は、前作「創世記 ジェネシス」の続編で、10年後の世界を描いています。


世界中に広がったウィルスにより多くの人間が死滅!生き残った人間たちは食糧などをめぐり暴動や争いを繰り返し、さらに人口が減少します。


一方、人間の支配から猿を解放したシーザーはリーダーとなり群れを統率します。シーザーには妻と二人の息子(青年のブルーアイズと生まれたばかりの子)がいて、仲間とともに森で平和に暮らしていました。


人間の残虐性を見てきたシーザーは「仲間を殺してはいけない!」という掟を作り、人間と同じ過ちを起こさないよう仲間に言い聞かせるのです。


人間は絶滅したのかもしれない!そう思っていたシーザーたちの前に突如銃をもった人間の一団(マルコムら数人)が現れます。森の中で鉢合わせになった人間と猿!パニックになり発砲する人間!


仲間を撃たれた猿たちは人間を取り囲み反撃しようとしますが、それをシーザーが止めます。自分たちのテリトリーに二度とくるなと警告をして追い返すシーザー!言葉を理解できるほど進化した猿に驚愕するマルコムたち人間!


シーザーのおかげで命拾いしたマルコムですが、あるものを手に入れるため再び森へ侵入します。シーザーに協力を求めるマルコム!


警戒しつつも人間に親近感をもつシーザーは、マルコムの頼みを聞き入れ協力をします。シーザーの仲間であるコバは人間に強い憎しみを持っていました。コバとは、前作「創世記 ジェネシス」で実験台にされていた猿です。


ゴールデンゲートブリッジでヘリコプターに捕まっていた研究所の責任者を蹴落としたあの猿ですね。コバは偉大なリーダーであるシーザーを尊敬していましたが、人間に対して寛容な態度をとる彼に不満を持つようになります。


一方、人間たちも、猿との共存を考えるマルコムと、猿を敵視するドレイファスとの間に対立が生じます。やがて、ある事件をきっかけに猿と人間の全面対決が起こります!


人間と猿は共存できるのか?

人間を信じようとするシーザーと憎むコバ!両者の結末は!


ざっとあらすじを紹介しました。

大事な部分は隠してあるので、あとは観てのお楽しみ・・・・


ネタバレになってしまうのでこれ以上詳しく書きませんが、今回の映画の見所はリーダーとなったシーザーの苦悩と自立(決別)ではないでしょうか。


人間に育てられたため人を信じたいシーザー!しかし人間は残虐であり、再び力を持てば自分たちを支配しようとする!


人間とどう向き合うのか?共存か戦闘か?苦悩の末シーザーは決断を下します。猿のリーダーとして、人間からの自立と決別を!


2時間20分というやや長めの上映時間でしたが、とても見応えがありました。


前作「ジェネシス」は人間(ウィル、キャロライン、チャールズ)と猿(シーザー)両者がほどよく描かれていましたが、今回は完全に猿が中心の物語です。そのため、人間よりも猿に感情移入してしまいますね。


シーザー、コバ、ブルーアイズなど出演している猿たちの表情はとても豊でびっくり!VFX技術の進化はすごいです。戦闘シーンも迫力があり、アクション映画としても楽しむことができます。


DVDでも楽しめる作品ですが、やはり映画館の大きいスクリーンで鑑賞したほうがより楽しめると思います。


皆さんもぜひ映画館に足を運んで観てください。

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